七五三の着付け


3歳の着付け(男女共通)


■3歳の着付け(男女共通)

  3歳のお子様のお着物は、「三つ身」と呼ばれる2歳から5歳位までのお子様用のものになります。お子様の体格によっては、お宮参りで使われた初着を仕立てて、3歳の祝い着とすることも可能です。被布(ひふ)と呼ばれる、ベストのようなものを着るのが一般的です。
お着物、長襦袢は、着用前にお子様の体型に合わせて肩上げ、腰上げ(肩と腰の部分で織り込んで縫い止める)をしておきます。着付けやすさのためと、子供らしい可愛らしさの演出でもあります。

 

3歳の着付けに必要なもの

・着物(体に合わせて肩上げと腰上げをしたもの)
・長襦袢(半衿を付け、肩上げと腰上げをしたもの)
・肌着(普段着ているもので可)
・足袋
・腰紐(2〜3本)
・被布
・伊達締め(被布を着用するなら、なくても可)※
・帯(被布を着用するなら、なくても可)※
・草履
・巾着、バッグ、髪飾り(お好みで。なくても可)

※被布を着る場合は、帯が見えないので、伊達締めや帯を締めなくても大丈夫です


  ☆必要なもの一覧
着物 長襦袢 被布
足袋 腰紐 草履
伊達締め 巾着・バッグ・髪飾り

3歳児着物の着付け手順

1) 足袋を履かせる
 着物を着てからでは履きにくいので、最初に足袋を履きます。

2) 長襦袢を着せる
 肌着の上に長襦袢を着せます(幼児の場合、必ずしも和装用の肌襦袢を着なくても、普段着ている肌着で十分です。
 衿から肌着が見えないよう、衿ぐりが深いものをご用意ください)
 長襦袢に袖を通したら、背中心(後ろ身頃の中心の縫い線)を背中の真ん中に合わせます。
 前は、左の衿が上にくるように合わせます。この時、衿が喉の中心で約90度の角度で重なるようにします。首の後ろは、ピッタリと首に沿わせます。
 長襦袢に紐が付いている場合は、右手側の紐を左脇の下の穴の開いた部分(身八つ口)から出し、背中を廻してきて前で結びます。紐が付いていない場合は、腰紐で胸元を抑えます。

※長襦袢には、事前に半衿を縫い付け、肩上げ、腰上げをしておいてください。肩は裄が合うように、裾は足袋の上線辺りにくるように肩上げ、腰上げしておきます。

3) 着物を着せる
 長襦袢の上に着物を羽織らせ、袖を通します。
 長襦袢の袖を着物の袖の中に入れ、合わせて振りを整えます。
 背中の縫い目が中心に来るように整え、長襦袢と同じように左側の衿が前にくるようにあわせます。
 首の後ろでは、襦袢の半衿が隠れるようにし、前側は、半衿が少し見えるように衿を合わせます。
 着物にも紐が付いていれば、長襦袢と同様に紐を廻して前で結びます。なければ、腰ひもで締めます。

 被布を着る場合は、この上から被布を着せて出来上がりです。
 被布を着ない場合は、帯を締めます。

4) 帯を締める
 ******* 作り帯の場合(女児のみ) ******
 詳しい説明は、7歳の着付けをご参照ください。

 ********** 兵児帯の場合 *********
 着物の紐の上から伊達締め(幅広の薄い帯状のもの)を締めます。
 被布を着る場合でも、伊達締めをすると着崩れ防止になります。
 兵児帯は、身体の周りを2周ほど巻いて、後ろでリボン結びします。
 暑くて被布を脱いでしまっても、帯が締めてあると安心です。

 



5歳男児の着付け


■5歳男児の着付け

  5歳の男の子は、紋付袴に羽織となります。

 

5歳男児の着付けに必要なもの

・着物(体に合わせて肩上げ、腰上げをしたもの)
・長襦袢(半衿を付け、体に合わせて肩上げ、腰上げをしたもの)
・肌着(普段着ているもので可)
・袴
・角帯(袴の下に付ける着物帯)
・羽織
・羽織紐(羽織の正面に付ける紐)
・足袋
・腰紐(2〜3本)
・伊達締め
・小物類(お守り、扇子、懐剣)
・雪駄


  ☆必要なもの一覧
着物・羽織 長襦袢 袴・角帯
羽織紐 足袋 伊達締め
雪駄 腰紐 お守り・扇子・懐剣

5歳児着物の着付け手順

1) 足袋を履かせる
 着物を着てからでは履きにくいので、最初に足袋を履きます。

2) 長襦袢を着せる
 長襦袢を着せて腰紐を締めます。衿元はぴったり合わせます。

3) 着物を着せる
 着物を着せ、衿元を合わせ、腰紐を締めます。裾は、くるぶしくらいで、長襦袢が見えない程度の長さにします。

4) 袴を履かせる位置を決める

5) 角帯を締める
 袴から少し角帯が見える程度に締める。

6) 袴を履かせる

7) 末広、懐剣、お守りを脇に差して羽織を着せる

 



7歳女児の着付け


■7歳女児の着付け

  7歳のお子様のお着物は「四つ身」と呼ばれるお子様用のものになります。帯は、作り帯を付ける着付けになります。 袋帯のような少女帯を結ぶお着付けは、ある程度の着付けの技術が必要となりますので、着付け師さんにご依頼されることをお薦めします。

 

7歳の着付けに必要なもの

・着物(肩上げ、腰上げをしたもの)
・長襦袢(半衿を付け、肩上げ、腰上げをしたもの)
・肌着(普段着ているもので可)
・足袋
・腰紐(2〜3本)
・伊達締め
・重ね衿
・帯(作り帯)
・しごき
・帯板(厚紙でも可)
・帯揚げ
・帯締め
・はこせこ
・末広(扇子)
・草履
・巾着、バッグ
・髪飾り


  ☆必要なもの一覧
着物 長襦袢 重ね襟
帯揚げ 帯板
帯締め しごき 腰紐
伊達締め 足袋 草履
はこせこ・扇子 巾着・バッグ・髪飾り

7歳児着物の着付け手順

1) 足袋を履かせる
 着物を着てからでは履きにくいので、最初に足袋を履きます。

2) 長襦袢を着せる
 肌着の上に長襦袢を着せます。 (子供の場合、必ずしも和装用肌襦袢を着なくても、普段着ている肌着で十分です。衿から肌着が見えないよう、衿ぐりが深いものをご用意ください。)
 肩は裄が合うように、裾は足袋の上線辺りにくるように肩上げ、腰上げしておきます。
 細いお子様の場合、帯を締める位置にタオルで補正をすることをお薦めします。着崩れもしずらく、お子様も苦しくない着付けになります。

 長襦袢に袖を通したら、背中心(後ろ身頃の中心の縫い線)を背中の真ん中に合わせます。
 前は、左の衿が上にくるように合わせます。この時、衿が喉の中心で約90度の角度で重なるようにします。首の後ろは、ピッタリと首に沿わせます。
 腰紐で胸元を抑えます。


3) 着物を着せる
 長襦袢の上に着物を羽織らせ、袖を通します。
 長襦袢の袖を着物の袖の中に入れ、合わせて振りを整えます。
 背中の縫い目が中心に来るように整え、長襦袢と同じように左側の衿が前にくるようにあわせます。
 首の後ろでは、襦袢の半衿が隠れるようにし、クリップで止めます。
 左側が前になるように身体に巻きつけ、腰骨の上辺りで腰紐をして締めます。

 半衿、重ね衿が見えるように衿元を整え、腰紐で胸元を抑えます。
 おはしょりが綺麗に出るように整え、伊達締めを締めます。

 ※裾は、足が少し見える長さになるように、腰上げしておきます。

4) 作り帯を付ける
 帯の胴回り部分を体に巻き、内側に帯板を入れます。
 付け紐を結び固定します。
 作り帯のパーツを胴巻きパーツに差し込み、付け紐を前で結びます。

5) 帯揚げをする
 帯揚げを後ろから回し、前で結びます。

6) 帯締めを結ぶ
 帯締めを後ろから回し、前で結び、両端を脇に挟みます。

7) しごきを結ぶ
 帯の下にしごきを締めます。
 後ろの左側でちょうちょ結びにします。

8) はこせこと末広(扇子)を差し込む
 胸元にはこせこ、帯締めに末広を差し込みます。


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