龍に花菱や菊の花模様を織り出した、纐纈織のアンティークの丸帯です
立体感のある意匠に、煌めく金銀糸もふんだんに織り込まれています
生地はさらりとした手触りの人絹、394cmと短めです

図にはありませんが、経年により地には変色が見られます
ほか薄茶色のシミや、締め跡の筋などもありますので、詳細は図と写真でご確認ください　（黒字：表、赤字：裏）

纐纈織の丸帯は、生地にリキがない場合が多いです
この帯も、現状は破れなどはありませんが、着用のためにきつく引っ張ると裂ける恐れがあります
アンティークならではの味わい深い意匠を、材料やインテリア用にまだまだお楽しみいただければと思います

文：豊田

*おおよその地色 - HTML code (EBDBBC)

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