花模様が水墨画のように染められた、縮緬の名古屋帯です
清楚な花が、お着物姿をしっとりと上品に引き立てます
生地は縮緬、柔らかな正絹です

たれ先のシミは少し濃く、目立ちます（傷みの写真１枚目）
お太鼓柄にごく薄いアクや変色が見られますが、ほとんど目立たないものです（傷みの写真４枚目、A）
前柄のシミは地が白いので気になりますが、関東巻（帯を反時計回り）で結んでいただくと隠れます（B）
締め跡の筋は薄く、ほとんどわからない程度です（傷みの写真５枚目）
詳細は図と写真をご参照ください（黒字-表、赤字-裏）

たれ先さきのシミを気になさらなければ、まだまだお召し頂ける素敵なひと品です
上品な意匠をお楽しみくださいませ

文：野間

*おおよその地色 - HTML code (F7F5B9)

■■■