流水に水鳥の意匠が織り出された、夏物絽のアンティークの名古屋帯です
鮮やかな意匠には金銀糸があしらわれており、華やかな印象です
生地は透け感とハリのある手触りの正絹です
329cmと短めです

お太鼓上部に薄めのシミがいくつか見られます（傷みの写真3枚目）が、遠目にはそれほど目立たないかと思います
お太鼓部分や前柄などが薄く変色しており、ややはっきりとした締め跡の筋が残っています
たれ先下端や全体の両サイドに薄めのスレ汚れが見られます
その他、多少の傷みがありますので
詳細は図と写真をご確認ください（黒字-表、赤字-裏）

経年感や傷みはありますが、
アンティークならではの鮮やかな意匠をまだまだ楽しんでいただきたいひと品です

文：浅見

*おおよその地色 - HTML code (CDE897)

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