百合の唐草模様が染められた、夏物 絽のアンティークのお着物です
大ぶりの意匠が落ち着いた紫の地に映えます
生地はさらりとした正絹、透け感が涼し気なひと品です
手縫いのお仕立てで、肩当てはありますが、居敷当ては付いていません

背にシミがあり地色が濃いためあまり目立ちませんが、少し気になります（I)
上前の筋状の染料汚れ（D)は白いため目に付きます
又点状の染料汚れやシミもあります（E・M)
目立ちませんが、衿汚れはややきつめです（A)
地にうすい変色のほかほつれやスレなどの傷みもありますので、
傷みの詳細は図と写真でご確認ください（黒字・表地、赤字・裏地）

多少の傷みはありますが、
あでやかで優美な意匠をまだまだお楽しみいただければと思います


文：阪井

*おおよその地色 - HTML code (3D1945)

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