色紙取りに円文や亀甲などの伝統文様、菊や梅など縁起の良い意匠を染めたアンティーク着物です
鮮やかな紫色の地に、意匠が良く映える古典の魅力あふれるひと品です
生地は柔らかな手触りの正絹、松皮菱や六つ捻じ梅の文様がが織り出された綸子です

すこしカビのにおいがします
経年により地にハッキリとした変色が見られます
特に袖付けや肩山、脇線などのたたみ目にきつい変色の筋が残っています
また上前の丈の中頃にもきつい変色（E）があります
目立つシミ汚れ裏地の裾のスレ汚れがきつめです
破れた傷みなどもありますので、図と写真でご確認ください　（黒字：表、赤字：裏）

変色が目立ち着用は難しいかもしれませんが、お稽古着として、ディスプレイ用や材料用、舞台用などとしても、ご検討ください
時代を感じさせる、味わい深い意匠をお楽しみいただければと思います

文：suhama

*おおよその地色 - HTML code (2E0182)

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